初めてトレイルランの大会に出て、気づいたこと

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 511日(日)に「成木の森トレイルラン」に参加してきました。

 それまでトレイルランの経験は、高尾山に一回行ったくらいなので、ほぼはじめてと言っても良いでしょう。

 標高1000メートル、20km弱のコースで、順位は約700人中115位、タイムは3時間22分4秒と初めてにしてはまずまずだったかなと思います。

 今回、トレイルランの大会に出て、「すごく楽しかった!またやりたい!」というのが率直な感想です。

 初めてトレイルランの大会にでて、気づいたこと、次回こうすればもっと楽しめるんじゃないかと思ったことがいくつかありますんので、今回はそれらについてまとめたいと思います。

 

事前にしっかり準備する

 これはめちゃくちゃ大事です。

 まず、コースの把握。僕はだいたい19kmくらい、はじめはずっとのぼりで頂上まで来たら後は下るだけくらいという大まかな情報しか入れずに臨んだのですが、これが失敗でした。

・あとどれくらい登れば、頂上に着くのかわからないので、ペース配分がわからない。(前半に飛ばしすぎる。)

・道に迷う。(一度、違うコースを走っていて、ほかのランナーがこっちですよ!と言ってくれたからよかったものの、それがなければ本当に危なかった。)

・給水まであとどれくらいかわからないので、水をセーブしながら走る。(当然若干の水分不足。)

 

 次に、補給食の準備。今回、水1リットル、パワージェル4つ、電解質タブレットを持って臨みました。実際に補給したのは、水とパワージェル2つと電解質タブレット

 夜もカーボローディングして、朝もしっかり食べたので、エネルギー不足にならないだろうと思ってたのですが、めちゃくちゃエネルギー消費します。
 そして、たびたび足がつりそうになりした。途中でパワージェルを補給していなかったら、絶対エネルギー切れになっていましたと思います。また、電解質タブレットを食べてなければ、足をつって完走できなかったと思います。
 ちなみに、補給食については、こちらがすごくまとまっているので、ご参考までに。 

 

音楽は聞かない

 ぼく、音楽大好きで、いつもランニングするときは音楽を聴いているのですが、トレイルランに関しては音楽は聞かない方が良いです。

 今回、僕はいつものランニング感覚で音楽を聴きながらトレイルを走っていました。トレイルは狭いコースが多く、ほかのランナーを抜いたり、道を譲ったりするときのコミュニケーション(右通ります!などの声掛け)がとても大事なのですが、音楽を聴いていたので当然ながら、その声が聞こえにくかったのです。

 序盤でそのことに気づいたので、それから人とすれ違うときはイヤホンを外して、コミュニケーションをとっていましたが、とったり外したりがめんどくさい。笑

 あと、頂上に到着した時、音楽を止めてみたのですが、あの静けさ、自然の壮大さは本当に5感で感じるべきだなと思いました。

 なので、今後はトレイルランの時は音楽なしで走ろうと思います。

 

自分のペースで走る

 コースの3分の1を過ぎたくらいの地点に、順位をカウントしてくれるおじさんがいたのですが、その時、75位ほどでした。疲れ的にもまだまだ行けるし、もっと順位を上げようと割と必死になって、他のランナーについていったのですが、まだ折り返しについてないのに、一気に疲れが来ました。この時、「あ、このまま無理したら、マジで完走できひんわ。」と思い、そこから自分のペースで走ることを意識しました。トレイルランに慣れるまでは、自分のペースを守ることを第一に考えて走るのがよいと思います。

 

山と友達になる

 走っている最中にふと「山と友達になろう」と思ったんです。だれかが言ってた「ボールは友達」みたいな感じで。というのも、山を降りるときに、枝を使ったり、石をつかったり、もう山のすべてを使います。

 何度もこけましたし、捻挫しかけました。そこで山を「敵」と思うのではなく、「友達」と思えば、山も味方してくれるんではないかと考えたんです。それから、ずっと「山は友達」と言い聞かせながら走りました。

 おかげで、無事、怪我なくゴールできたので、少しは「山と友達」になれたかなと思います。すごく精神論の話ですみません。

 

走り終わったら銭湯に行く

 トレイルラン後の銭湯は本当に最高です。疲れた体には水風呂1分、熱いお風呂1分×3~5セットの交代浴がおすすめです。翌日の疲れがまったく違ってきます。

 

まとめ

 総じて、トレイルランはほんとうにきつかったです。でもまたやりたくなる。ドMな部分もあるかもしれないです。

 今週末はスリーピークスに参戦します。とても人気の高い大会なので楽しみです。思いっきり楽しみたいと思います。